Stability Matrixの新バージョン「v2.12.3」が2024年11月7日にリリースされました。
Releases · LykosAI/StabilityMatrix
Multi-Platform Package Manager for Stable Diffusion - LykosAI/StabilityMatrix
主なリリース内容
新しいパッケージとして「SimpleSDXL」「FluxGym」の利用が可能となりました。
SimpleSDXL
SimpleSDXLとは、Stable Diffusionのモデルの中で最新のSDXL(Stable Diffusion eXtended Language model)を簡単に活用できるようにするためのパッケージです。StabilityMatrisの「パッケージの追加」より「SimpleSDXL」のインストールが可能となりました。
FluxGym
FluxGymとは、Stable Diffusionモデルの一種であるFLUX.1をベースにしたLoRA(Low-Rank Adaptation)を簡単にトレーニングできるシンプルなWebユーザーインターフェース(WebUI)です。
翻訳の更新
ロシア語と簡体字中国語の翻訳が更新されました。
修正
- 「re/Forge」と「Automatic1111」の実行時に発生する「FileTransferExistsエラー」の一部が修正されました。「FileTransferExistsエラー」とは、主にファイルの転送やコピー操作中に、同名のファイルが既に存在する場合に表示されるエラーです。このエラーは、ファイルの上書きや重複を避けるために発生します。
- 一部のユーザーで起動時に更新チェックが行われない問題が修正されました。
- macOSにAutomatic1111をインストールする際のエラーが修正されました。
- Civitai モデル ブラウザで新しい結果が読み取れない問題を修正しました。「Civitai」Stable Diffusion等のモデルをダウンロードできるサイトです。StabilityMatris内の「モデルブラウザ」で新しい結果が読み取れなかった問題が解決しました。
- Automatic1111のインストール時に発生する、「Unsupported Torch Version: Cuda」エラーが修正されました。「Unsupported Torch Version: Cuda」エラーとは、インストールされているPyTorch(Torch)とCUDAのバージョンが互換性がない場合に表示されるエラーです。 PyTorch(Torch)やCUDAの推奨されるバージョンで、適切に調整してインストールされるようになったようです。
インストールされているStability Matrixをバージョンアップするには
Stability Matrixのバージョンアップには、2つの方法があります。
- Stability Matrixを起動し、左メニューの中に「↓」(更新ありのボタン)をクリックし更新することができます。
- Stability Matrisの本体である「StabilityMatrix.exe」を最新ファイルと入れ替えることでバージョンアップは完了です。
更新された最新のStability Matrisにぜひ更新して、快適な画像生成をお楽しみください。
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