動画生成AIの「KLING」で静止画から動画を生成する

「KLING」とは

「KLING」は、テキスト（プロンプト）から静止画像や動画を生成することができる動画生成AIです。このツールを使えば、静止画像とテキストを組み合わせて、簡単に動画を作成することができます。さらに、「KLING」には無料アカウントと有料アカウントがあり、それぞれの機能に違いがあります。

AIという言葉は聞いたことがあるけれど使ったことがない、という方でも大丈夫。「KLING」は直感的な操作で簡単に動画を作成することが可能です。

無料アカウントと有料アカウントのちがい

• 無料アカウント：バージョン1.0の利用が可能。基本的な機能でシンプルな動画を作成することができます。
• 有料アカウント：バージョン1.5を利用可能。より高品質な動画生成や追加機能を使用できるため、よりプロフェッショナルな動画を作成したい場合にはおすすめです。

無料アカウントの取得

「KLING」を使い始めるためには、まずアカウントを作成しましょう。以下の手順で簡単に無料アカウントを取得できます。

1. KLING AIサイトを開きます
   https://klingai.com/
2. 画面右上の「Sign in」をクリック

   

3. 「Welcome to KLING AI」画面内の「Sign up for free」をクリック

   

4. 「Create an account」画面内で必要情報を入力

   

   • Enter Email address：メールアドレスを入力
   • Password (at least 8 characters)：パスワード（8文字以上）を入力
   • Confirm Password：確認のため再度パスワードを入力
   • Next：メールアドレスとパスワードを入力すると、ボタンの色が緑色になりますので、クリックしてください
5. パズルを完成させる
   パズルのパーツを正しい位置へ移動します。

   

   

6. 認証コードを確認
   メールで届く認証コードをコピーし、登録画面内のコード入力欄に貼り付けます。
   【メールの内容】

   

   
   【アカウント登録画面内のコード入力欄にペースト】

   

   入力後に「Sign In」をクリック
7. トップページが表示されれば完了
   これで「KLING」の利用準備が整いました。

ログインとログアウト

ログインするには

1. KLINGのトップページを開きます
   https://klingai.com/
2. 画面右上にある「Sign In」をクリックし、ログイン画面を表示します

   

3. 「Email」「Password」に登録したメールアドレスとパスワードを入力し、「Sign In」をクリックします

   

4. パズルの画面が表示されますので、下の「>>」をドラッグして右側のパズルが当てはまるように移動します

   

ログアウトするには

1. KLING画面の右上にある「人物ボタン」の上にマウスポインタを移動します

   

2. メニューが表示されるので、「Sign out」をクリックします

   

画像から動画を生成する

次に、実際に静止画像から動画を生成する手順をご紹介します。

1. KLINGにログイン
   アカウント作成が完了したら、ログイン画面から「KLING」にログインします。
2. 動画生成ページに移動
   ログイン後、メニューから「動画生成」ページを選択します。

   

3. 画像から動画生成に切り替える
   「画像から動画生成」を選びます。

   

4. 元画像やプロンプト、各オプションを設定
   動画の元となる画像をしていし、必要に応じてプロンプトや各オプションを入力します。
   最低限、画像を指定するのみで、プロンプトや各オプションは設定しなくても、元の画像から推測して動画は生成できます。
   【画像を指定】

   

   まずは、画像を指定するのみで動画を生成してみましょう。
   

   Add End Frame	開始フレームに加えて、終了フレームを追加するオプションです。これにより、動画の開始と終了を特定の画像で指定できます。
   JPG/PNG files up to 10MB with minimum dimensions of 300px	JPEGまたはPNG形式で、ファイルサイズは最大10MB、最小解像度は300ピクセル以上の画像を使用できます。 画像を「Click/Drop/Paste」部分にドラッグすると指定できます。
   Prompt (Optional)	動画生成に影響を与えるテキスト入力欄です。入力することで、生成される動画の内容やスタイルに影響を与えます。ただし、入力は任意です。
   Motion Brush (Control the Movement of Objects) Draw Motions	画像内の特定のオブジェクトや領域に対して、動きのパスを手動で指定する機能です。これにより、動画内でのオブジェクトの動きを詳細にコントロールできます。
   Creativity⇔Relevance	スライダーで、AIの創造性とプロンプトへの忠実度のバランスを調整します。左に寄せると創造性が高まり、右に寄せるとプロンプトへの忠実度が高まります。
   Mode	Standard Mode: 標準的な品質で、クレジット消費が少なく、生成速度も速いモードです。 Professional Mode (5 trial uses): 高品質な動画を生成するモードで、無料アカウントでは5回の試用が可能です。
   Duration	5s: 5秒間の動画を生成します。 10s: 10秒間の動画を生成します。
   Generating Counts	一度に生成する動画の数を1から4の間で設定できます。初期値は1です。
   Camera Movement Camera Control	カメラの動きを設定する項目ですが、無料版アカウントでは操作できません。
   Negative Prompt (Optional)	生成される動画から除外したい要素や特徴をテキストで指定する欄です。入力は任意です。

5. 動画の生成を開始
   必要な設定を行ったら「Generate」ボタンをクリックします。
   無料版だと、数分～２時間程度で画像が生成されます。
   ※以前の無料アカウントでの動画生成は、５～１０日程度かかってしまう時期もありましたが、最近は数十分程度で生成されることがほとんどです。

初心者の方でも上記のステップに従えば、簡単に動画を作成できます。静止画像が動き出すことで、よりインパクトのあるコンテンツを作成することができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！

まとめ

この記事では、動画生成AI「KLING」を使って静止画像から簡単に動画を作成する方法をご紹介しました。無料アカウントの取得からログイン方法、そして画像から動画を生成する手順までを順を追って説明しましたので、初心者の方でも安心してお使いいただけるはずです。ぜひ、この記事を参考に「KLING」を活用して、魅力的な動画を作成してみてください。

他にも知りたいことがあれば、ぜひお気軽にコメントしてください！