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ChatGPTをWindowsで快適に使うには

AI基礎

WindowsPCのブラウザでのChatGPT

WindowsPCのブラウザでChatGPTを使うには、スマホのアプリとは少し異なる点があります。例えば、音声入力ができないことがあります。また、カスタムされたGPTページのタイトルや説明が英語で表示されることもあるため、初めての方には少し戸惑うかもしれません。

音声入力ができるようにすることと、日本語にすぐに切り替えることができる環境を整えることをお勧めします。

音声入力するには

音声入力をしたい場合は、使用するブラウザに応じて対応策があります。以下に各ブラウザでの音声入力方法を説明します。

Chromeで音声入力する方法

Chromeブラウザを使っている場合は、拡張機能を追加することで音声入力が可能になります。特に以下の2つの拡張機能が便利です。

Voice In

Voice Inは簡単にインストールでき、すぐに音声入力が使えるようになります。特に英語や日本語の音声認識が高精度です。

ChatGPTの音声コントロール

この拡張機能を使うと音声入力できることはもちろんですが、ChatGPTを音声で操作することができるため、手がふさがっているときにも便利です。ChatGPTからの回答の読み上げ機能も付いています。

Chromeの音声入力では「Voice In」が多く使われていますが、私のおすすめは「ChatGPTの音声コントロール」です。「ChatGPTの音声コントロール」は、GeminiやClaudeにも対応しており、なおかつAIからの回答をそのまま読み上げてくれる設定も可能で、さらに複数の音声から好きな読み上げ音声を選択できるので、おすすめです。

Firefoxで音声入力する方法

Firefoxでは、Chromeの拡張機能(アドオン)のような音声入力のアドオンがありません。Windowsの音声入力機能を使って入力するか、他の音声入力ソフトをインストールして利用することとなります。

Windows音声入力

Windowsの音声入力機能を利用して音声をテキストに変換することができます。

キーボードの
[Windows]+[H]
を同時押ししてください。

Windowsの音声入力機能で日本語の入力は、Windows11からとなり、Windows10では日本語の音声入力ができません。

また、Windows11でも、音声入力機能でエラーが出てしまうことが報告されており、私も一時的にエラーとなり利用できない時がありました。私の場合、時間がたてば(1日たてば)エラー無く利用できるようになりました。
安定して利用できないのであれば、別の方法を選ぶべきです。
環境によっては、安定して利用できるようなので、利用してみる価値はありますね。

SpeechTexterを利用

  1. WEBサイト「SpeechTexter(https://www.speechtexter.com/)」にアクセスします。
  2. 言語を「日本語」に変更します。
  3. 画面下のマイクボタンをクリックし、音声入力します。
  4. テキストをコピーし、ChatGPTの入力欄に入力します。

この方法では、ChatGPTの入力欄に直接テキストを書き込めないため、あまりお勧めできません。

FirefoxでWindowsの音声入力以外の音声で直接入力を無料で行う方法を探してみましたが、良い方法を見つけることができず難しいようです。音声入力による操作をスムーズに行うにはChromeやEdgeを利用する方がよいです。

Edgeで音声入力する方法

Microsoft Edgeでは、Windowsの音声入力機能を使うことや、Edgeアドオン(拡張機能)を追加することで音声入力が可能となります。

Windows音声入力

Windows標準の音声入力機能を利用し、音声入力することができます。
Firefoxで説明した通り、キーボードの[Windows]+[H]を同時に押すことで利用ができます。

ただし、Windows10では日本語の入力ができないので、Windows11で利用してください。

ChatGPTの音声コントロール

Edgeのアドオン(拡張機能)として、「ChatGPTの音声コントロール」を追加することで、音声入力はもちろん、音声による画面操作やAIからの回答を自動読み上げすることができます。

EdgeでもChromeと同様に、「ChatGPTの音声コントロール」が音声入力・音声操作・自動読み上げまで行ってくれるのでお勧めです。

日本語で表示するには

ChatGPTの設定にて言語を「日本語」に設定することでメニュー等が日本語となりますが、カスタムGPTを使うときに、各GPTの名前や説明文が英語表記のままとなっているので、使い勝手がよくありません。

ChatGPTのページを日本語で表示するための方法は、それぞれのブラウザの標準機能や、拡張機能(アドオン)を追加することで日本語表示されます。

ブラウザの設定でChatGPTを含め、他のサイトの英語表記がすべて日本語になってしまうのは、少し使い勝手が悪いので、必要に応じて原文と日本語を切り替えることができる方法を紹介します。

Chromeで日本語表示する方法

Chromeブラウザでは、翻訳の拡張機能がたくさん存在しますが、なにも追加することなく日本語表記への切り替えができます。

画面上を右クリックし、「日本語に翻訳」を選択するとページを更新することなく日本語に翻訳されて表示されます。
原文に戻すには、アドレスバーの右側(右端の★のすぐ左)にある翻訳マークをクリックすると、「検出された言語」と「日本語」ボタンが現れますので、「検出された言語」をクリックし選択すると、元の言語に戻ります。
再び日本語にしたい場合は「日本語」をクリックすると日本語に翻訳されます。

アドレスバーには常に翻訳マークが表示されないため、最初は画面を右クリックして「日本語に翻訳」を選択して一旦日本語にすることが必要となるので、覚えておいて損はないです。

Firefoxで日本語表示する方法

Firefoxの場合は、拡張機能(アドオン)を追加する方が使い勝手が良いので、おすすめのアドオンを紹介します。

TWP – Translate Web Pages

この「TWP – Translate Web Pages」は、ブラウザの右上に常にアイコンを設置することができ、翻訳を行っても画面の再読み込みをせずに翻訳を行ってくれますし、ボタン一つで原文に戻すこともできます。
ChatGPTはもちろん、GeminiやClaudeにも対応していますので、おすすめです。

他の拡張機能(アドオン)も色々試してみましたが、翻訳ボタンを押すごとにページが更新されてしまうものや、ChatGPTと相性が悪いものがありましたが、「TWP – Translate Web Pages」は私の期待通りの動作となっていました。

Edgeで日本語表示する方法

Edgeの場合もChromeと同様に、拡張機能を追加せずにもともとある機能を利用する方が使い勝手が良いです。

画面を右クリックし、「日本語に翻訳」(稀に「英語に翻訳」と表示されます)をクリックすると、画面を更新することなく日本語に翻訳されます。

原文に戻すには、アドレスバーの右側に「aあ」という翻訳のボタンをクリックし、「元の言語で表示」をクリックすると原文に戻すことができます。

再び日本語に翻訳したい場合は、アドレスバー右側の「aあ」翻訳のボタンをクリックし、「翻訳のターゲット言語」を「日本語」として、「完了」ボタンをクリックします。

まとめ

WindowspPCでChatGPTを使う際には、音声入力と日本語表示ができる状態にすることで、快適に利用することができます。

私も「カスタムGPT」のタイトルと説明文が日本語表示されたことで、どのカスタムGPTを利用すればよいかを簡単に選ぶことができ、多くのカスタムGPTを利用することができました。

現在は、音声入力機能と日本語表示の切り替え機能を考え、ChromeブラウザでChatGPTを利用しています。

皆様もご自身の環境により、音声入力と日本語表示切替機能を導入して、より快適なAI利用を行ってください。

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